障子が剥がれたり黄ばんできたので、張り替えを頼まれた。
新しい障子紙は「破れにくいものがいい」とのリクエストがあったため、以前使って気に入ったプラスチック製の桜柄の障子紙を選んだ。
桜柄のデザインは華やかで、見た目も好み!

動画も公開したので良かったらどうぞ!
※動画は記事下
張り替え準備

張り替える障子はこれ

障子戸を外す前に、元通りに戻せるよう、障子戸と柱に対応する番号を書き込んでおく。

この障子戸には雪見窓が付いているため、障子紙を貼る作業がひと手間かかるのが少し面倒だ。

雪見窓を外すには、右側に入っているバネ状の金属を挟んで縮めることで取り外せる。
赤矢印の所を挟む感じ。

外した雪見窓には、元通りに取り付けられるよう、対応する障子戸と同じ番号を記しておく。
障子剥がし

障子を剥がすときは、まず障子戸全体に水をかける。
一部のサイトでは「水をかけると障子戸がゆがむので避けるべき」と書かれていたが、個人的にはあまり気にしていない。
前回の張り替えでも問題なかったので、今回も大丈夫だろう。

障子戸全体にたっぷり水をかけることで、障子紙が剥がれやすくなる。(^▽^)

糊は亀の子たわしやスクレイパーを使ってこそぎ落とす。
注意すべきなのは、力を入れすぎないこと。強くこすると板にバリ(ささくれのようなもの)ができてしまい、それをカッターやサンドペーパーで整える手間が増える。
そのため、力加減に気をつけながら丁寧に作業する。
洗い終えたら、完全に乾くまで陰干しする。
平日は作業できないため、屋内で1週間ほど乾かした。
補修

枠が1カ所外れていたため、隠し釘を打って補修した。
雪見窓なので普段触れることはなく、外れる心配もない。
障子カット

障子はぴったりのサイズでカットすると、わずかなズレでも失敗につながるため、少し大きめに切っておく。
障子貼り付け

障子の貼り付けには専用の両面テープを使用する。
まず縦方向すべてにテープを貼り、貼り終えたら剥離紙を剥がす。
その後、横方向にも同様にテープを貼り、剥離紙を剥がす。

カットした障子紙は、上から順に貼り付けていく。
ローラーなどを使って両面テープにしっかり押しつけるように貼る。
ローラーがなければ、指で押しつけても問題ない。
このとき、シワができないよう注意する。

障子をカットする位置には、あらかじめ印をつけてからカッターで切る。
両面テープを貼った枠は少しくぼんでいることが多いため、爪でその位置を確認して印をつけるとよい。
くぼみがないタイプの場合は、テープの幅より1~2mmほど大きめに印をつけておく。

障子貼り完成

障子はきれいに張り替えたけど、逆光で写真だとあんまり伝わらない。

障子をアップで撮ったら桜模様分かりやすいね。
そういえば、たっぷり水をかけて洗ったが、障子戸がゆがむことはなかった。































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