フローリングにニス塗り

2年ごとにワックス(リンレイ ウルトラタフコート)塗っていたけど、めんどくさくなった
もっと長持ちするコート剤探してたら、”ニス”を塗れば良いことに気がついた
ニスの対応年数は約5年と長持ち

そこで今回初めてニスを塗ることにした

手順は
 1.古いワックスを剥がす
 2.ニスを塗る(時間をあけて2回+α)
となる

そろえた道具や作業手順などは以下

ワックスを剥がす道具

ワックス剥がし用品
A.ラグロン 高速リムーバー(ワックスを剥がす、はくり剤)
B.ペットボトル
C.亀の子だわし
D.食器洗い用スポンジ
E.皮スキ
あと、ぞうきん

ニスを塗る道具

ニス用品
A.カンペハピオ 水性ウレタン床用ニス とうめい
B.アサヒペン ペイント刷毛 お得用多用途用ハケ3本セット OT-3P
C.大塚刷毛 PPローラー皿 7インチ
D.ハンディ・クラウン INNOVA ワンタッチコテバケ セット 150mm

ワックスのはがし方

はく離剤の希釈液を作る

バケツなどで、はくり剤を希釈すると、余った物を保存できないのでペットボトルで希釈液を作ると良い
ペットボトルで作ると必要な分だけ使い、残りはとっておける

一回の作業でたくさん使わないので、500mlペットボトルを使う
ペットボトルに50ml「ラグロン 高速リムーバー」を入れ、450ml水を加える
これで10倍希釈液(以下、希釈液)となる

ワックスを剥がす

希釈液を食器洗い用スポンジ(以下、スポンジ)につけて、フローリングに塗る
薄く塗りすぎると、すぐ乾くので乾かない程度に塗る
しばらくして(1分程度)、スポンジでこすると、ワックスが剥がれ始める
分厚いワックスは、皮スキで軽くそぎ落とす

私はしつこいワックスに”亀の子だわし”を使った
希釈液がしみこんだフローリングをゴシゴシこすったら見事に剥がれた
ただフローリングによっては痛んでしまうのでオススメはできないが最高に落ちる!

作業範囲はタタミ半畳程度とする

剥がしたワックスは、濡れた雑巾で素早く拭き取る
希釈液とワックスがなくなるまで、ぞうきんを洗っては拭き取りを繰り返す

ワックス剥がし
左はワックスを剥がした状態
剥がす前の右と比較して艶がなくなってるのが分かる

ニスを塗る

ニスを塗るルート

ニスは塗るルートを考えて開始する
何も考えずに、部屋の出入口から塗っていくと、最後に逃げ場がなくなり乾くまで、移動することができない
だから、奥から出入口に向かうように塗っていく

ニスを塗る

床用ニスを注ぐ前に、揺すってかくはんする
ローラー皿に適量注ぎ、コテバケをそれに浸けて、ローラー皿の洗濯板みたいなところで余分なニスをこすり落とし床に塗る
軽く滑らす感じで薄く塗る
狭いところはハケを使う

初めて塗る場合は、二度塗りが基本
私は三度塗りで満足した
一度目は、艶があまりない、非光沢液晶(ノングレア液晶)のような感じ
二度目は、艶が出るが少し物足りない
三度塗りで、艶に深みが出てとてもきれいになった

重ね塗りの塗装間隔は、3時間以上(20℃)、冬は6時間以上となる

ニスを塗ったフローリング
これは三度塗りしたフリーリング
とても満足いく艶の仕上がりとなった
床面はすべすべしない

今回水性ニスを選んだ理由は、作業と片付けが楽だから
油性の片付けは薄め液や灯油などを使用するが、水性は水で洗える
もちろん水性ニスでも乾けば水で落ちることはない

使用したニスは、「カンペハピオ 水性ウレタン床用ニス とうめい」

特徴(メーカー商品情報ページより引用)
・臭いが少なく、塗りやすい水性ニスです。
・高耐久ウレタン樹脂が、摩耗や衝撃に強く、耐久性に優れた塗膜を形成します。
・すべりにくく、耐久性に優れ、ワックスがけの必要がありません。
・シックハウスに対応したF☆☆☆☆のニスです。
・食品衛生法に適合した、安全性の高いニスです。

容器はビニールで注ぎ口はペットボトルのキャップみたいになってるので、必要な分だけ使って残った分は保存可能
エコなパックは好感が持てる

最後に

始めるまでは、素人ができるのか、大変な作業なのでは、と心配してたけどやり始めると、ワックス剥がし、ニス塗りが意外と楽しかった
なれてくるとスピードと技が磨かれるって感じ!
疲れるけどピカピカした床を見ると、うれしくなった

ニス塗りは、ほとんどコテバケで塗れる
壁と床の交差する角もコテバケでちゃんと塗れる
ただドアの開閉部(蝶番(ちょうつがい))がある箇所は狭いのでハケの出番となる

まだ塗ってないところもあるけど、寒くなってきたので来年春以降に再開予定

ニス余ったらくたびれた家具に塗ってみようかな

今回使用した道具はこちら

ワックスを剥がす道具


ニスを塗る道具




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