通勤中などウォークマンで音楽聴いているけど音質は良くない。
ファイル形式はMP3だし、ワイヤレスイヤホンも安物。
昔々裕福な友達の家で聴いていたレコードが懐かしい。
伸びのある高音から迫力ある低音まであの音が聴きたい!
あの音に少しでも近い音で聴きたい!
何十万、何百万円かけて高音質を目指すことは我が家では困難なので今より少しでもよくする環境を整えたい。
まずは楽曲ファイルから作り直す。
ファイル形式
主なファイル形式はMP3、WAV、FLACなどがあるが一番いいのは?
MP3は人間に聴こえない音を間引いている。
詳しくは知らないけど大きい音の直後の小さい音は人間には聴き取りにくいのでカットされているとか。
「聴き取りにくい」、「聴こえない」でも「感じる」と思う。
その聴こえないけど感じる音は重要ではないだろうか?
いつも聴いているけどなにか物足りない。高音の抜けとか立体感とか。
WAVは圧縮しないので音質は良いだろうけど、圧縮しない分ファイルサイズが大きく保存場所を多く占有するのであまりよろしくない。
FLACは圧縮されるが可逆圧縮(ロスレス)なので展開処理で完全に元のデータに戻せる。しかもWAVと音質は変わらない。ファイルサイズも小さく保存場所にもやさしい。
ファイル形式の結論、音が良くてファイルサイズが小さいFLACが一番良さそうだ。
CDリッピング機材
恥ずかしい話、これまでCDドライブは全部同じだと思っていた。
CDってデジタルだしこれをただ読み取ってファイルにするだけ、エラーが出れば自動でエラー訂正するので問題なし(?)。
でもこのエラー訂正がくせ者。エラーがあると前後から計算して穴埋め(補間)する。
この補間されたデータは偽物。
聴いてて気づかない場合はいいけど、最悪「ブツッ」とか「ザッ」などと耳障りな音に補間される事も。
実際いくつかの楽曲で耳障りの雑音が入っている。
CDに記録(録音)された本当の音が聴きたい!!!
調べたら夢のようなCDドライブ見つけた!
メーカーはパイオニアでPureReadと言う機能がついたドライブがそうだ。
PureReadとは、CDに記録されたデータを忠実に読み取る機能。
早速ドライブを買った。
PureReadの最新バージョン”PureRead4+”が搭載された外付けモデルBDR-X12J-UHDを買った。
ポータブルモデルで”PureRead4+”が搭載されたモデルはBDR-XS07B-UHDとなるが持ち歩かないし外付けのほうが壊れにくそうなのでそれにした。
これ以降、BDR-X12J-UHD関連の内容となる。
(スクリーンショットはWindows版)
PureReadについて
PureReadの種類
“PureRead4+”には”パーフェクトモード”と”マスターモード”の2種類がある。
パーフェクトモードは、エラーが見つかるとデータが読めるまで何回かリトライし読み取れなければ停止。(*1)
マスターモードもエラーが見つかると何回かリトライするが読み取れなければ最終的に補間して停止はしない。
(*1)
リッピングするソフトウェアによってエラーでも停止させずに続行される場合もある。
その時のリッピングされたデータは壊れている可能性もある。
ドライブユーティリティの入手
PureReadの設定変更にはドライブユーティリティが必要。
ドライブユーティリティは下のリンク先より入手可能。
ダウンロードはユーザ登録が必須のようだ(T_T)
機種名と種類を確認し”ダウンロード”ボタンを押し入手しインストールする。
(macOSのダウンロードは下の方にある)
PureReadの設定変更
ドライブユーティリティを起動し”Setting2″タブを選択。
下の方にあるPureRead4+でOnにチェックを入れる。
“パーフェクトモード”あるいは”マスターモード”のどちらかを選択する。
これでPureRead4+の設定は終了。
CDリッピング
CDリッピングソフトはバンドルソフトやその他のソフトで行う。
どのソフトでもPureReadは機能する。
私はウォークマンを使うのでソニーの”Music Center for PC”でFLAC形式でリッピング。
ウォークマン所有してなくても”Music Center for PC”は使うことはできる。
リッピング中のCD読み取り状況はドライブユーティリティの”Status”タブで確認できる。
“Error Indicator”にエラーの様子が表示されるようだが30枚リッピングしたけど幸いエラーが出なくてどのように表示されるか不明。
CDをまるごと”パーフェクトモード”でリッピングしてるけどすべて取り込めたのでエラーは無いと思う。
「リッピング時間=再生時間」ではないのでリッピングはあっという間に終わる。
かんたんで早い!
最後に
パイオニアのPureRead搭載CDドライブさえあれば簡単にCDに記録された楽曲が忠実にリッピングできる。
PureRead開発者に感謝!
これで最高の状態のFLACファイルが作れる。
あとは、これを聴く機材が必要(^^;
愛用のウォークマンはNW-A866。古くてバッテリーも弱いし”Music Center for PC”でFLACが転送できない。。
新しいDAP検討するか。
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