NASの共有フォルダはアクセスしやすいようにネットワークドライブとして割り当ててる。
そうすることによって簡単にファイル編集したり、移動、コピー操作ができる。
まるでローカルファイルのように扱えてとっても便利。
しかしパソコンがウイルス感染したらネットワークドライブ上のファイルも影響を受ける。
例えばランサムウェアに感染したら勝手にファイルが暗号化されて大変なことに。
そこで考えたのが必要なときだけNASの共有フォルダに接続し作業終了後切断、それならリスク軽減!
接続から切断の間にウイルスにやられたら運が悪いと思うしか無いが・・・
接続は毎回手作業でユーザ名、パスワードを入力するのも手間なのでバッチファイルを作成し、それを実行するだけで済ませる。
もちろん切断も同様にバッチファイルで。
↓これがそのバッチファイル
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@echo off rem ---------------------------------------- rem ネットワークドライブ接続と削除 rem ---------------------------------------- rem 初期設定 set DRIVE_ADDRESS=\\192.168.1.88\test set USER=hoge set PWD=hogehoge rem ---------------------------------------- echo ネットワークドライブ[%DRIVE_ADDRESS%] echo 1:接続 echo 2:切断 echo それ以外:キャンセル set /p NUM=→ if %NUM%==1 ( echo 接続 net use %DRIVE_ADDRESS% /user:%USER% %PWD% explorer.exe %DRIVE_ADDRESS% ) else if %NUM%==2 ( echo 切断 net use %DRIVE_ADDRESS% /delete ) else ( echo キャンセル ) pause exit /b |
作成したバッチファイルは接続と切断を一つのバッチファイルで実行できる。
環境に合わせて初期設定を書き換える(6~8行目)
DRIVE_ADDRESS — ネットワークドライブパス
USER — ユーザ名
PWD — パスワード
実行すると
ネットワークドライブ[\\192.168.1.88\test]
1:接続
2:切断
それ以外:キャンセル
→
が表示されるので接続の場合は1、切断の場合は2、操作を止める場合は1,2以外を入力してEnterキーを押す
接続後はエクスプローラーが開き設定したネットワークドライブが表示される。
接続してないのに切断するとエラーが出るが無害なので気にしなくて良い。
また切断しても即切断とはならず1~2分後に切断となる。(Windowsの仕様?)
これで必要なときだけ接続、不要になったら切断ができるようになる
簡単だね!
気になること
バッチファイルにユーザ名とパスワードを直接記述するためファイルを開くと接続情報がバレバレとなってしまうこと。
でも他人がパソコンを触らないなら大丈夫。
もしユーザ名、パスワードを見られたくない場合、バッチファイルを実行形式(exe)にするソフトもあるようだ。
例えば「nandemoEXE」や「Bat To Exe Converter」など
今回そこまで必要ないので試さない
便利なバッチファイルが出来たな~
↑自己満足100%
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