匂いの記憶

キンモクセイ

通勤中ふと漂ってきた、ドライヤーで乾かしたような髪の毛の匂い
香水やシャンプーを使ってないナチュラルな匂い
人間的でどちらかと言うと少し臭い

この匂いで上京した頃住んでた懐かしい場所の記憶が蘇った
なぜその匂いで記憶が蘇ったのか分からない
意識してなかったけど近所でその匂いが漂ってたのだろうか

住んでたのは風呂なし、共同トイレの激安アパートで1階に大家さんが住んでた
右も左も分からない状況で大家さんがとても親切にしてくれたのを忘れたことはない
学校までの道のりを一緒に歩いて教えてくれた優しい大家さん
スーパーや銭湯生活に必要な場所を一通り案内してくれた
今も元気だろうか?

住んでた場所をGoogleストリートビューで探したけど、道路拡張や新しい建物など周辺がずいぶん変化してて探すことができなかった。
住んでたのは1年間、今から何十年も前の事なので住所やアパート名は記憶にない

当時、携帯はもちろんスマホ、インターネットはなく情報源は紙ベースととてもいい時代だった(^^)

今は掃除もロボット、電気つけるのもしゃべるだけと便利にはなったけど果たしてそれは良いことだろうか?
我が家には掃除ロボットやしゃべって何かをやってもらう装置はない
これじゃー人間は退化してしまう
多分ロボット系は買わないだろうな

話はそれたけど、上京した当時の不安やワクワク感を思い出して気持ちが若くなりこれからも頑張ろうって気になった
一期一会も大切だし有意義な時間を過ごそうと強く思った

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