部屋の高さを測るオートレベル自作

自作オートレベル、墨出し器

部屋の高さの状態を確認するのにオートレベルを自作した(^_^)
最初はamazonとかでレーザーのオートレベル買うか検討してたけど使う機会が滅多にないので自作することにした。

オートレベルと言っても、とても原始的な物だ
基本構造は透明ホースと水を使う方法
でもとても正確!

さて簡単な作り方を紹介


適当な木材2本と100均コンベックスを用意
参考に使用した木材の長さは、56cm(幅3cm)と45cm(幅2cm)
1本は固定用で長めとする、短い方を持って歩いたときに水が上昇してもあふれにくくするため
 


コンベックスをカット
10cm単位を使用するので、ネジ止めを考えて少し手前でカット
 


こんな感じでカット
10cm~40cmと50cm~80cmを使用

ネジ止めするので9cm(49cm)、25cm(65cm)、43cm(83cm)の位置に穴を開けた
 


穴の周りのバリはヤスリがけできれいにした
 


ネジ穴はネジがストレスなく入る穴とした
穴がキツいとメモリがゆがむので
 


カットしたコンベックスを木材にネジで固定
この時、木材の下から10cm、50cmの位置が両方そろうようにする。ここを合わせた方が使いやすい。
 


透明ホースを用意
長さは5m、内径6mm。6畳部屋を測るのにそれくらい必要だった。
 


結束バンドで透明ホースを固定
 


ホースに水を注入
ホース反対側(赤矢印)から水を出す
水が出たら水道を止めて気泡をできる限り抜く
大きな気泡が残ってると水の動きが鈍くなり水平の精度が悪くなるので
そして両方のメモリ内に水が収まるように水を少し減らす
 


水を減らして調整した
 

自作オートレベル、墨出し器
できたオートレベルをテスト!
同じ高さの場所(赤矢印)に置いてみた
結果は
 


同じ58mmとなってる
ちょっと見づらいけどね(^0^;)
 


今度は段差があるところに置いた
 


結果は
左が44mm、右が71mmで差が27mm
 


その段差を実際に測ってみると27mm
ピッタリ!!!
 


今回はこの場所(赤矢印)を基準として部屋の14箇所を測定
で基準の場所をクランプで固定

一人作業なので測定用の木材は倒れないようにバケツに入れてる
一人はつらいよ(T_T)
 


注意点として測定用木材を高く上げすぎると反対側から水があふれるので、そこは意識しながら測定する
固定用木材のホースは少し長めがおすすめ

さて部屋の測定結果は14箇所中1カ所だけ3mm低くて、残りは0~1mmとなってた
さすがプロが建てた家の床は水平だね!



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